ガラスって一生使えると思ってました

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先日、我が家で使用していた窓ガラスがトラブルを起こしてしまい、交換をすることになりました。私としては窓ガラスを交換するということについて、未だに信じることができません。それはなぜかというと、ガラスって一生使えると思っていたからです。

ガラスを交換しなければならなくなった理由は、窓枠とガラスの間を埋めているコーキング部分が朽ちてきて、そこから水漏れがするようになったからです。しかもこのコーキングの朽ち果て方はかなり酷くなっていたことから、その水漏れの量も半端なかったので、迅速に交換する必要がありました。ガラスは一生使えると思っていた私からしてみると、このような状態になってしまったこと自体が幻のような話でしたので、迅速な対応を行うべきだと分かってはいるもののいまいち納得ができなかったのです。

しかし、ガラスを交換してくれる専門の業者さんを呼んで、そのコーキング部分を修理してもらう時に「ガラスって一生使えるものじゃないんですか?」と質問してみたところ、業者さんは「ガラスそのものは大切に扱えば一生使えるかもしれませんが、割れてしまうと使えなくなりますし、コーキング部分は時間とともに劣化しますので、なかなか一生は使い続けられる人は少ないですね。」という答えが返ってきました。その答えを聞いた時に、今までの価値観が一掃されたとともに、妙に納得してしまったのが本音です。

このような経験があってから、窓ガラスをとても大切に扱うように心がけています。なぜなら、ガラスは一生使い続けられないものであるからこそ、できるだけ大切に扱うように努力して、一生モノになるようにしようと意識したからです。そしてコーキング部分についてはどうしても朽ち果ててくるものですから、定期的に修復をお願いすることも考えています。そうすることで、現実に窓ガラスは以前から考えていたように一生使い続けられるかもしれないですからね。