ボーナスが出たのでようやく窓ガラスを修理した

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わたしの家の自慢のひとつが窓ガラスです。家を建てるとき、とにかく省エネ住宅にするというのが夫とわたしの希望でしたから、その部分については徹底的にこだわりました。おかげで出来上がった家は光熱水費が通常の家の半分程度という仕上がりになり、ふたりとも大満足でした。ただしそこまでこだわったためか、予算は当初の予定よりかなりオーバーしてしまい、しばらくは質素な生活でコツコツと住宅ローンを返済していくしかないということになりました。

そんなおり、あの事件が起こったのです。我が家に空き巣が侵入しようとしたらしく、1階ベランダの窓ガラスが割られてしまいました。しかしこの窓ガラスは防犯性能と省エネ性能をを併せ持つ高機能ガラスだったため、泥棒も侵入をあきらめ、実質的な被害は窓ガラスだけだったのです。
家のなかに大したものは置いていませんでしたが、それでも中に入られていればただではすまなかったことでしょう。わたしたちはその窓ガラスに感謝しつつ、業者さんを呼んでさっそく交換修理をしようとしたのですが、そこで一枚のガラスがとても高額であることを知ったのでした。

確かに家を建てる段階で価格は確認していたはずですが、家そのものの金額が非常に大きいので、ガラス一枚がいくらであるかなど記憶に残っていなかったのでしょう。空き巣に狙われたその時期はちょうどお金もなかったので、すぐに交換修理というわけにもいかず、ヒビは入っていましたが割れていなかったことと、ガラスとガラスの間に特殊なフィルムをはさみこんが構造になっていたこと、そしてそのフィルムも破られていなかったことなどを加味して、とりあえずヒビをテープで補修してしのぐことにしたのです。
ご近所の人には「まだ警察の捜査が完全に終わっていないから、勝手に窓ガラスを交換できない」と言っておきました。
そしてようやく先日、夫のボーナスが出たのを契機に窓ガラスを元通りにしました。