外の騒音が気になるというお家の場合、窓だけでなく地面や壁・屋根からも騒音は入ってくるでしょうね。その中でも一番騒音が入ってくる割合の高いのは窓なのだそうです。従って、窓の防音効果を高めるだけでも随分と変わるでしょうね。ただし、外の騒音を人間の耳では聞こえないくらいにしたい！という方の場合には、窓の防音効果だけでは不十分といえるのかもしれません。一方、外の騒音を完璧に近い状態まで防音しなくても、生活する上で耳障りにならない程度の防音にしたい！という場合には、二重窓にするのが手っ取り早い対策でしょうね。

ちなみに外からの騒音が家の中に入ってくる場合、窓ガラスよりもサッシとサッシレールの隙間から入ってくるのだそうですね。そこで二重窓にする方法についてですが、今ある窓ガラスをそのままにしておいて、後付けでもう1つ窓ガラスを取り付けるという二重窓対策が多くの方々に人気があるようですね。その場合、今ある窓ガラスを取り外したりしなくてもよいし新たに追加する窓ガラスの取り付け時間だけになるので、1窓当たり1時間程度の所要時間で済むようですね。結果的には、上述したようなサッシの隙間から入ってくる外からの騒音に対しても、後付けの二重窓が隙間を埋めてくれるので防音効果が期待できるということになります。

もちろん従来からの窓ガラスも二重窓に取り替えると、防音効果はさらに倍増することでしょうね。ただし、その場合には取り付け費用や取り付け時間がかなり増えてしまうということを覚悟しないといけないでしょうね。とくに、あらたに取り付ける窓枠と外壁との隙間を埋めるような工事が必要となるために、何時間という工事レベルではなく、何日というレベルにもなってしまうでしょうね。ところで後付けの二重窓については、YKKのプラマードUという製品やトステムのインプラス・旭硝子のまどまどといった二重窓製品が市場には流通しています。